2月7日(土)

9時半ごろ遊ちゃんが、部分鍼にもう一度行ってくる、ということで、そのタイミングで僕も目が覚め、うまく眠りに戻れず、1時間くらい布団でうだうだしていたが起き上がって、眠くなったら眠ればいい、と思って活動を開始した。 少しすると窓の外を雪が降り始めて目を奪われていると、向かいの家の屋根に鳥が止まって、自分の頭より少し小さいくらいの黄色い柔らかいものを開いた嘴のあいだに咥えていた。どうにか嚥下まで持っていくために、上を向いて、全身をテキパキと揺すり、少しずつ落としていこうとしているようだ。見ていると、ほんの少しずつ、黄色いものが下りていくのがわかった。あと少し、というところでぽろっと嘴の間から落ちたとき、鳥がびっくりしたように見えた。急いで降下していって、戻ってきてくれることを期待したが、再浮上はしなかった。せっかく落としたのだから、食べやすい大きさに分けることができないか、つついてみてほしい。 僕もひと飲みできないタスクは小さく分割しながら、ひとつひとつ仕事を潰していって、夕方ごろからはお客さんに渡す来店時間カードの制作を始めて、これまでも、何時からいるのかお客さんもわかっていたほうがいいのだろうなと思うことはあったが、新しい料金の仕組みになるところで、これが用意するタイミングだろうとなった。しかしあまり時間ばかりが気になるようにはしたくない、目に入り続けるのもよくない、そういえばと思ったときだけ立ち戻れるようなものがいい、と思っていたら、人と話しているときに、しおりの形だといいのでは、というアイデアが出て、それは妙案だったので、しおりの形でやることにした。 最初はフヅクエグリーンがべたっとあって、下のところに時間、というものでつくり始めたが、ふと図書カードの話を少し前に小山さんがしていたことを思い出して、図書カード的なデザインだとどうだろう、と思って、ピンタレストをいろいろ見ていた、図書カードはきゅんだ。見ているとリーディングトラッカーと呼ばれるもののところに行き着いて、それは365日のマスを本を読んだ日とかで塗りつぶしていくもので、行が日で列が月で、だから縦長だった。面白いのは月は数字ではなく1月なら「J」、2月なら「F」みたいな感じで、英語の月の頭文字になっているものばかりで、きっと数字よりもこちらのほうが直感しやすいということなのだろう、それは新鮮な発見だった。Readsでもカレンダーに読んだ日を並べていくみたいなことはやりたいとずっと思っていたし、Readsなら色を埋めるのではなく書影で埋めることができるので、それはとても素敵だろうと思っていた、もともとのReadsの思想ともとても合致するものだ、早くやりたい、と思うと胸が疼く感じがした。同時に365日を一瞥するそのリーディングトラッカーを見ていたら小学生のときとかに壁に天気のやつを貼っていたことを思い出してそれは行が月で列が日の横長だが365個の円が書かれていてそこにその日その日の天気の記号を書き込んでいくようなものだった。いくつかの記号はいまでも思い出せる。どの記号がどの意味だったかは思い出せない。いや思い出せるかもしれない。塗りつぶすのは雨だったか、二重丸は曇りだったか、雪の日は雪印みたいな、縦線とばってんを組み合わせたものだったかも。珍しい雪の日に雪マークを書くのは、きっと楽しいことだったはずだ、雪が降ったら、今日はあのマークを書けるということか、と思って楽しみにしたかもしれない。いつも寝る前に記した。

スーパーに行き、牛肉を買う。雪は早々にやんでいて、地面ももううっすら濡れているだけだった。きっとこれだけなのだろう。 帰って風呂に入り、今日やらなければいけないものは潰せた気がするので開発に移って、プロフィール画面をよくしていきたいというところで、最初はヘッダーのタブを折りたたんで固定するみたいなことをやった。今は自分のプロフィール画面も行くたびにヘッダー画像やプロフィール文が全部見える状態だが、日常的にはそんなに見なくていい、という人もいるはずだし、タブ間を移るだけでも一番上に動いてしまうので、それが不便な感じもあった。だから展開と折りたたみをできるボタンをつけ、最後にした表示を永続化させることで、常にヘッダーは畳まれている状態、みたいなことを可能にした。すっきり。 それからReads一覧に絞り込み機能をつけることに移ってこれは宿願だった。かくかくしかじかのことを実現したいんです、ですからどうか私を国会に送りこんでください、と言う人の気持ちがわかるというか、そういうことをやってみようかなという気持ちにもなる、こういう機能をつくりたい、なのでそのために必要なお金を私にください、みたいなこと。機能ごとのクラファンとかもやってみたい気持ちが少しある。面倒なだけかもしれないが、面白そうでもある。面白面倒。

遊ちゃんが頭に雪を積もらせて帰ってきた。今日は遊ちゃんは夕方まで仕事で、そのあと淳子ちゃんとカンナちゃんとご飯に行ってきた、マル・デ・クリスチアノに行ったそうで羨ましい。また雪が降っている、しかもしっかり降っているそうだ。体調はまた少し悪くなった。 夕飯は牛肉と白菜と玉ねぎで牛丼みたいな味のやつと、小松菜と油揚げで味噌汁をつくり、あとは冷蔵庫にあるぺらぺら人参、くたくたきのこ、それからキムチ。アーセナルとサンダーランドの試合を見ながら食べて、今晩やっているカードはどれも強く惹かれるものではなかったので、もっとも惹かれないアーセナルの試合を見て、なぜ惹かれないのかを考えてみるのもいいだろう、と思ってのことだった。赤いユニフォームで、袖は白かった。

食後も開発を続けてフィルターができた。気持ちいいし楽しい。フィルターの保存をプレミアム機能にするつもりで、そのプランを組んでいった。3時半とかになったので布団に入り、少し考えてから起き上がると部屋に戻り、カーテンを開けて外を見た。真っ黒の中で雪が青白く光っているのが見えて、屋根に、枝々に、積もっていて、雪だなあ、と思って満足すると布団に戻って、せっかく雪が降ったのに、今晩見逃したら、明日の夜には解けているかもしれないから、そうしたら夜の雪を見る機会を逸することになるから、と思って見に行ったのだった。 それで『死の床に横たわりて』を開いてジュエルが誤解されていることがわかる。僕は誤解って本当に苦手。コーラに必死で伝えたい。ジュエルはそんな人じゃないっぽいです! と伝えたい。

2月8日(日) ↓