2月12日(木)
背中が痛い、左ではなく右、痛いのは嫌なことだ、遊ちゃんにくっつこうとしたら布団に遊ちゃんはおらず、時間を見ると6時だった、向こうから物音が聞こえた、今日は出勤の日のようだ。痛み。鍼がまた間遠になってしまってそろそろ打たないともたないということだろうと考え、準備を済ませた遊ちゃんにいってらっしゃいと言い、床にあった『正反対な君と僕』の5巻を拾い上げると、マッサージボールを肩の下に置いて刺激を与えながら、読んで、クリスマスシーズンで、山田とニッシはまだお付き合いはしていなくて、そうか、5巻はまだなのか、と思いながら、みんなのことを愛おしく思いながら、読んで、ホンちゃんが「せめて背中を押してあげたい」と思う気持ちに胸を打たれて涙を流し、それから6巻も落ちていたので読み、「みんなで後悔しないように過ごしたい」と話す谷の言葉にまた涙し、みんなのことを愛おしく思いながら、読み終え、閉じて時計を見ると8時で、いや、眠いだろ、と思って目を閉じるが、うまく眠れず、10時からのミーティングに間に合うように起きて、頭はぼんやりと、じんじんとしていた。
佐藤くんとあれこれ話し、やっぱりDiscordは追うのが大変だ、やっぱりMCPサーバーだろうか、という話をして、Notionのデータベースを読み込むのはどうもうまくいかないが、Discordで未返信のものを洗い出させる、それをNotionのタスクに置く、みたいなことであればすんなり行くのではないか。あるいは、毎日Botにサマリーを投稿させるのもいいかもしれない、なになにさんこれ返信できてないですよ、みたいなやつ。 終えると、眠いので、寝るつもりだったが、うどんを食べたほうが眠くなるんじゃないかと期待して先にうどんタイムにして、うどんを食べながらはサッカーを見ることにした、今週はミッドウィークの試合があったみたいで昨夜とかにあったが、週末の試合がまだなので、リヴァプールとシティの試合を選び、これは楽しいカードだ、2年前とかの、あんまり面白くて3度見た試合を思い出す。すごい緊張感の素晴らしい試合があった。今日もスタジアムの空気がいつもよりも圧が強い、声援がすごい気がする、ケルケズがファンから愛されそうながんばりプレーを立て続けに見せた。うどんを啜った。 食べ終えると布団に入り、2時のミーティングまで寝ることにしたが、うまく寝付けず、うっすら、自分は今、寝ているのだろうか、と思いながら寝るような時間になり、起き、アイスコーヒーを淹れると本間くんとのミーティングで、主にタスク整理というか、この場所でお互いのタスク状況を一瞥できるようにしよう、という場所をつくっていった。
終えてからは眠りもせず、しゃっきりもせず、あまり頭を使わなくていい仕事を着実に潰していき、暗くなる前に家を出て、「本の惑星」を聴きながら駅に行き、Edit Tokyoって懐かしい、一度行った、なんのときに行ったのだろう、と思いながら歩き、久しぶりにハリー・ジェームズを聴きながら初台に。ドトールで1時間仕事をしてから店に行き、佐藤くんと引き継ぎをして、今日は暇な日になっている。 夜も暇な日で少しずつで、多くの時間は座っていた。座っていていいんだっけ、と思いながら座り、noteの記事を書き切ったてタイトルは「もっとのびのび書けるように。Readsは、「これはネタバレかな…?」を判断しなくていい場所になりました」となり、本題の部分はすぐに終わって、「本題は以上で、以下は導入の背景等々をダラダラと書いたものです」として、そこからが4500字あった。
ネタバレは怖いのですが ネタバレ回避機能は、もっとも多くリクエストが寄せられていた機能でした。 僕自身もネタバレを恐れまくる人間で、可能な限り、なんの予断も持たずに作品に触れたい、と願う者です。 あらすじなんかはもってのほかで、可能ならばジャンルとかも知りたくない。誰が主要人物になるのかも知りたくないので、登場人物一覧があっても絶対に見ない。 何も知らないまま臨んで、うららかな感じで始まったからなんだかほのぼのとしたお話なのかなと思っていたら、そうか〜めっちゃサスペンスだったか、みたいな、そういう驚き方をしながら読みたい人間です。 なので、読みたいと思っている本や、読むかもしれないと思っている本の情報に触れそうになったら、大急ぎで目を逸らします。 これは小説に限らず映画でもそうで、観ようと思っている映画の予告編が映画館で流れてきたら目を伏せます(できたら両手で耳を塞ぎたい)。
そんな人間ですが、ネタバレ回避機能をReadsに導入することには強めの抵抗がありました。 よくあるネタバレ回避機能では、全然解決にならないと思っていたからです。
「犯人はコナンでした」は防げない 「書く側がネタバレの有無を決める方式」はあまりにも脆弱です。 ネタバレは、書く人によって基準がまったく異なるからです。 ある人は「結末に触れているからさすがにネタバレフラグを立てておこう」と思うかもしれないけれど、他のある人は「こんな超有名作品の超有名なラストなんて今さらネタバレも何もないだろう」と思うかもしれない。「こういうのって推理小説系だけの話じゃないの?」という認識の人もいるでしょうし、「レビューって当然中身に踏み込んだことを書くものなんだから、そこにいちいちネタバレフラグをつけていたら身が持たないでしょう」という姿勢の人もいるでしょう。 どれもひとつの立場であり、どれが間違っている、と決められるものではないように僕には思えます。 また、ネタバレフラグを立てられるとしても、悪意や無頓着、その機能の存在を知らない人によるネタバレは防げない。 「犯人はコナンでした!」と書く愉快犯を制御することはできないし、使い始めたばかりで「あ、そんなボタンがあったんですね」という人だって当然います。前者はともかくとして、後者が責められるのはちょっと息苦しい感じがします。「新参はまずはマナーを覚えてから投稿しろ」みたいな敷居の高さが生まれそう。
そんな脆弱なネタバレ回避機能、下手に導入したとしても、逆にそこに信頼を寄せすぎて無防備に読みにいくことで深い傷を負う人が増えるだけなんじゃないのか、みたいに考えていました。 信号無視する車がいくらでもいたり、信号の解釈が人によって違うにもかかわらず、信号が青だから左右は確認せずに道路を渡ることを促しちゃうのと似た感じというか。それなら信号機なんていっそないほうがまだしも安全なんじゃないのか、というような。
優しい人ほど疲れてしまう 書く側のネタバレ基準が人それぞれであるのと同じように、読む側の基準もバラバラです。 あらすじにある情報に触れただけで「見ちゃった……」と落胆する僕みたいな人間もいれば、むしろ先になんでも知っておきたいくらいだという人もいます。読んでいなかったときは知りたくなかったが、読んだ今となってはなんでもOKと、同じ人の中でも許容できる範囲が変化したりもします。自分が興味のある本なのかどうかでも感じ方はまったく変わるでしょう。
「どの情報がネタバレになるかは受け取る人によって千差万別である。自分が書くことが、誰かにとってのネタバレになるかもしれない」という気遣いや配慮を深く持つ人であればあるほど、書くときに多くの迷いを感じることになります。 そういう時間が積み重なれば、疲弊し、萎縮し、最終的には自粛することがもっとも合理的な判断になるでしょう。実際、あらゆる可能性を考慮していたら、本の話をするなんて不可能になると思います。 本の話を気楽に気兼ねなくしてほしいという場において、その行為が張り詰めた、気の重いものになってしまうのだとしたら、それはかなり、よくない感じがします。
ネタバレ警察の誕生 また、強制力の弱いルール化と配慮の要請によって、人々のネタバレ警察化を促してしまうという点も気になるところでした。 ルールというものの難しさのひとつに、ルールを設定した瞬間にルール違反もまた誕生するというところがあると考えています。 「ネタバレ投稿にはフラグを立てましょう」というルールができた瞬間に、「この内容でネタバレフラグをつけないのはルール違反じゃないか!」が発生します。 それはもしかしたら、そのルールを遵守する、行き届いた配慮をしてくださる方ほど感じてしまうものかもしれません。 自分はめっちゃルールを守っているのに、なんでこの人たちは守ろうとしないんだ、というのはよく知った感情です。もしかして守らなくていいルールなのか? 守っている自分がバカを見るルールなのか? みたいに混乱することもあるでしょう。 誰かが殺伐とした心地にさせられるとしたら、それは曖昧なルールの被害者とも言えるのじゃないかと思います。
そんなわけで、ぼんやりとした注意喚起とともにネタバレフラグを導入したところで、悪意と無頓着と無知による投稿は防げないまま、疲弊と萎縮と自粛とルール違反と監視と混乱を生むだけなんじゃないか。問題の本質には届かないまま、善意の人だけが割を食うことになるのではないか。その結果、ユーザーどうしの闘争を生み出す装置になるだけなんじゃないか。 それは読書の楽しい広場でありたいReadsにとって、なんか全然よくないんじゃないか。というのが、僕がネタバレ回避機能の導入に躊躇し続けていた理由でした。
まあ実際は、心配するほど殺伐としたものにはきっとならないんだとは思います。でも、なんとなくみんなが空気を読むことで保たれている、知らないところで誰かが気遣いを負わされている、誰かが殺伐とした心地を持たされている、というのは、好ましいものとはとても思えないな、というところでした。
選択の主体を移す なので、半端に導入するくらいだったら、運営が何も対策してくれない、と思われるほうがまだしもマシなんじゃないか、「Readsがネタバレ回避機能を実装しない理由」みたいなnoteでも書いてみようか、と考えていた時期もありましたが、一方で、たくさん寄せられるリクエストには応えたい気持ちも、スルーし続けているうっすらとした負い目みたいな気分も当然ありました。そういった葛藤の中で、何より大きめの転機となったのは、「そういう機能がないから書きたいことを書きづらい」という声を見かける頻度が増えていったことでした。 書くことにブレーキを掛けてしまっているというのは、まったくよくないことで、これは、何かしなければいけない、とやっとこさ重い腰が上がった次第でした(遅くてすいません)。 では、どうあるべきか。
書く側: 1ミリも萎縮せず、のびのびと書けること 読む側: 見たくないものは見ないで済むこと 場所として: 個々の善意や配慮に依存しないこと(「マナー違反を犯しようがない」が最強)
まず何よりも、のびのびと書ける状態を守ることが一番だと思いました。そのためには、書く側にはなんの選択もさせないようにする以外なさそうに見えました。どんな簡単な選択であれ、選ばせてしまうと、そこには配慮や迷いが生じるはずです。なので書く側には、何もさせない。
そして、受け取る人によってネタバレだと思う基準がバラバラなのであれば、「どこまでをネタバレとするか」という選択の主体を、書く側から受け取る側へと移すことは自然なことのように思えました。これまでは、書く側が負わされすぎていたと思いました。 その結果、どの程度の内容は伏せてほしいのかを、個々に設定してもらう方式にしました。
書く側は好きに書く。読む側は自分で基準を決める。その間のところに、第三者としてのAIに立ってもらう。そういう形になった次第です。
どうせ不完全であるならば平和なほうを ネタバレ度の判定をAIに任せることは、人間がやるのではとても間に合わないというところから思いついたものでしたが、副次的な効果があることに気がつきました。 これまで書いてきたとおり、書き手が選択するにしても、読み手が投票みたいな感じでスコアを付与していくにしても、ネタバレの判定は万人が納得できるものにはなりません。 それはAIの判定にしたってそうで、すべてに対して完璧な判定を下すことは難しいでしょう。なので、どうやっても、事故をゼロにすることはできないだろうと思います。 しかしAIに判定をさせること、これがAIによる判定だと知ってもらうことには大きな意味があって、「いや〜これ、ネタバレじゃないですか……」となったときに、不満の矢印が、その投稿をした人にではなく、AIと運営に向けられるということです。もちろん不満の感情は生じてしまうでしょうが、その報告が、告発ではなく改善のための貴重なフィードバックになるということです。 「この人の行儀が悪い」の話になりがちだったものを「判定ちょっとおかしいですよ」「教えてくれてありがとうございます、改善します!」みたいな話にすることができたら、それは、だいぶヘルシーなんじゃないかと思います。
そんなわけで、
書く側の配慮ではなく、読む側の選択に。 実践すべきマナーではなく、勝手にそうなる仕組みに。 ユーザー間の悪感情ではなく、運営へのフィードバックに。
みたいなところで、このネタバレ回避の仕組みは、Readsが、より豊かな読書の言葉が繁茂する、より平和な広場になっていくことに、けっこう大きく貢献してくれるんじゃないかしら〜! と期待しているところでございます。
今後やっていきたいこととお願い 今回はひとまず新たにつくられていく投稿に対して判定する、というもので、2月2日以降の投稿に適用されています。アプリリリースから2月までの約11ヶ月分の記録については未判定です。全部一気にやるとコストが掛かりすぎることもあり、ちょっとずつ、という感じでやっていきたいと思います。
また、未読なのか既読なのかによっても許容度は当然変わるので、これから読もうとしている本についてはこうする、読み終わった本についてはこうする、みたいな基準も設定できるといいだろうな、とうっすら考えています。
といった感じです。長々とした文章を読んでくださってありがとうございます。 ところで、広場の維持や改善にも何かと入り用でございます。 売上が増えていくと開発業務にも時間を割きやすくなり、機能追加のスピードも上がっていくはずです。 今のところプレミアム機能は広告の表示制御以外の追加機能はないのですが、もし「Readsいいぞ〜このままいい感じでいてほしいぞ〜もっとよくなってほしいぞ〜」と思ってくださってお財布も許すのであれば、月額330円のプレミアム会員になってくださると、とてもとても、うれしいです!!
次はReads一覧の絞り込み表示機能を準備中です。 ではでは!
SNSの投稿にしてもなんにしても、やはり外向けに何かを書くとなると僕はすごく細くなるというか、無限にチェックを続けちゃう感じがして、彫琢をなかなかやめられない。彫琢すればするだけよくなるという実感があるからやめるのが難しい。今回も、昨日今日の何度にもわたる往復で明らかによくなった。 でも今のAIはやはり無力というか無力とはまったく思わないが浅慮だ、そうとう強く制御しないと危うい。チャッちゃんへの信頼はもうかなり地まで落ちた感じがあるが、クロちゃんもジェミちゃんも、やはり難しい。ふたりとも、もう完璧ですね、告知が楽しみですね、みたいに話を畳みに来て、こちらが全然完璧じゃないよ! こことかおかしいでしょ! としないといけない。博識だが判断はまったく信頼できない人、という感じ。人間にまだ役目があってよかった、という感じもあるが。浅はかなAIのおかげで人間がまだ主体性を手放さなくて済んでます、という感じだ。 今日は暇な日だった。これまで伝票の写真とお客さん数と売上をデイリーでみんなで共有していたが、もっといい共有があるはずだと思っていた、週次の共有については完全に無意味なものになっていた、これを早くどうにかしたった、労働の実感、価値提供の実感みたいなものが感じられるものにしたい、学習の材料となるものにしたい、と思いながらシメイレッドを飲んで、それから帰り、スーパーで豚肉とピーマンとかを買った。
豚肉、ピーマン、人参、長ネギ、きゃべつ、しめじの塩焼きそば
なんだかずいぶんおいしくできた感じがあって、おいしいなあ、おいしいなあ、と思いながら食べて、明日も食べたい気持ちになった。iPadではリヴァプールとシティの試合が流されていて、やっぱりこの赤と水色はいい組み合わせだった。ずっとボールが速く動いている。人間が力強く走っている。 入団して『死の床に横たわりて』。アンスは「女房に約束したもんじゃから」「女房も念にかけとったんで」と頑なで、川が大変なことになっているが、とにかく約束を果たそうとしている。それを聞くサムソンという初登場の人は「怠け者というもんは、動くのもきらいでいながら、いったん動き出したとなると、今度はどこまでも動いてゆこうとする」とこぼした。それにしても『野生の棕櫚』に続いてここでもまた約束というか、川があって、約束がある。川があると、約束を守りたくなるものなのかもしれない。