2月14日(土)
昨日から下北沢で「坂本真綾 M30~Your Best~ in BONUS TRACK」に参加して出した「「光あれ」ホワイトキーマカレー 干し芋付き」が想定以上の出方でこれは大変だ、ということで佐藤くんが下北沢に入ることになり僕は初台に入ることになり、もともとは大田原にいる予定の日だったが結果的には行けなくなってよかったのかもしれない。 電車に乗ると本を開いてジュエルが眠り病に罹ったときの話がされて母親はとても心配した。兄弟たちはジュエルが夜中にどこかに出ていることに気づいた。女ができたのだろうと思っていた。それが始まって5ヵ月して、とうとうジュエルが畑に出てこないことで母親も知ることになった。
ごまかしがこともなく単調につづいてる限りは、俺たちみんなが平気でごまかしにのって、知らぬうちに奴をそそのかすことにもなり、また臆病さから知らんふりをきめこんでもいた。人間は誰しも臆病で、ごまかしのほうが見てくれもいいんで、ごまかしのほうが好きなもんらしい。それが、今になって、俺たちみんなで―いわば以心伝心で、恐いものの存在をみんなで認めて―寝台のカヴァをひっぺがすみたいに、一切をかなぐりすて、すっ裸で起き上がって、お互いの顔を見つめ合い、「これが真実だ。奴は家に帰ってなかった。事件が起こったんじゃ。俺たちがほっといたんで、起こっちまった」といい合ってるような具合だった。 ウィリアム・フォ-クナー『死の床に横たわりて』(佐伯彰一訳、講談社)p.140
そこにジュエルが帰ってきて、馬に乗っていた。ジュエルは馬を買うために夜な夜な猛烈に働きに出ていたということで、昨日から聴いているソニー・ロリンズの『Freedom Suite』が今朝もかっこよく響いて特に表題作が流れると耳が反応する。人間は誰しも臆病でごまかしのほうが見てくれもいいんでごまかしのほうが好きなもんらしい、という言葉が頭に残る。 電車から降りてホームを歩いていると、人影が奇妙な素早さと滑らかさで電車の中に吸い込まれていったのが見えて、何かを思い出させる動きだ、と私は考えた、あれはあれだ、サザエさんのオープニングとかの列になった一家が家の中になだれ込んでいくやつだ。あれと同じくらい、迅速で滑らかな駆け込み乗車だった。
店に着くと昨日分のサマリーをつくってみて、なるほどこういう形になるのかと思う。それからアイスコーヒーをこしらえ、チーズケーキを焼き、鶏ハムを切り、鶏ハムの端切れといくつかのおかずで朝ごはんを食べ、昨日残った洗い物をしていると戸塚さんがやってきて、そして開店。 オーダーは主に戸塚さんに任せて僕はひたすら仕込み系をやっていくことにして、佐々木さんが来るまでにどこまで済ませることができるかゲームをやる感覚で、ぐんぐんやり、席は埋まっていき、いい感じになっていった。佐々木さんが来ると僕は休憩で店を出たのは3時過ぎで、6時くらいに休憩回しで戻る予定だ、時間も多めにあるのでシオールに行ってラージサイズのアイスコーヒーを頼んで仕事し、少しすると、そういえば戸塚さんが4時までだった、と思い出してあっという間に出た。わくわく広場に行くと赤カブと菜の花が売られていたので買った。わくわく広場の奥にも飲食店があることに気がついたのは先々週くらいだった。主に成城石井に行くために何度となく足を運んできた場所だったが、まるで知らなかった。
戻ると2時間くらいやはりテキパキと働き、7時過ぎにお役御免。佐々木さんと外でいろいろと話し、佐々木さんの決然とした話し方に感銘を受けた。それでソニー・ロリンズを引き続き聴きながら帰って夕飯の買い物と一緒にビールを1缶だけ買った。遊ちゃんが布団に入るところだったので僕も寝室に行き、そこでプシュッと缶を開けてベッド飲酒。飲みながら話していたらもう少しアルコールを摂取したくなり、コンビニに行ってあと2缶買った。頭を緩ませたい気分。 飲むのは後にして、風呂を沸かして入り、上がると飲み、仕事に戻る。頭の中がうるさい。
鶏肉、キャベツ、人参、玉ねぎ、大根、ブロッコリー、カブ、小松菜
昨日のオーブン焼きがおいしかったので今日もオーブン焼きにして今日もおいしかった。リヴァプールとサンダーランドの試合を見ながら食べて今日のリヴァプールは緑色だった。遠藤が先発で出ていて、1対0で試合はリヴァプールが勝って、遠藤が大怪我を負う、そういう試合になるということは知っていた。