2月16日(月)

昨日が4時近かったので妥当だし、それでいい、ゆっくり眠ったほうがいい、だから起きたら12時だったのはポジティブなことで、しょんぼりすることはなかったが、全体に倦んだ気持ちはあった。アイスコーヒーを淹れて今日は夜は優くんと飲みに行くので時間は限られている、今日で何をするべきか、先週月曜に日記関連作業を済ませられたのは気持ちがよかった、今週もそうすることにして、しかしその前に、と先週のサマリーレポートを出力したら気になるところが出てきて、しばらくスクリプトの修正とかに時間を使ってしまった。サマリーレポートにはあと何人お客さんが来ていたら届いた、あるいはこのお客さん数であれば客単価があといくら上がれば届いていた、みたいなのも一緒に出すことにして、これは明るいいいものに思えた。その日の現場で売上を増やすためにできることは限られている、混み合ったときにいかにロスなく通せるところには通すか、みたいなことくらいしかないが、それでも、この「あとどれくらいであれば」には希望がある、操作可能に見える、操作可能に感じられることは希望の条件かもしれない。昨日佐藤くんと話して下北沢は大幅にメニューをコンパクトにすることにした、テイクアウトの価格もボーナストラック相場は気にせずに限りなく店内のそれに近づけることにした、試しに一回、今の自分たちから見ると攻め過ぎに見えるものをやってみよう、ということにした。楽しみだった。 だから考えは脱線していくというか取り掛かりは後ろに回されていったが日記に取り組むことはできて、推敲を終えて配信用に整形すると家を出る時間になって家を出た。

新宿三丁目で降りて優くんに連絡をするとルノアールにいるそうで、今日は雨が降るらしく、なので九龍ではなく、田むらという焼き鳥屋さんになり、田むらの前にいるということなので地図を見て向かうと九龍の路地のすぐ手前で、前に一度入ったことがある気がした。優くんの姿は見えず、連絡をすると、店の前にいるとのこと。ふたつあるらしい。九龍のすぐそばのほうにいる、と伝えると、優くんも九龍のすぐそばのほうにいるらしい。地図を改めて見ると田むらがたしかにふたつあり、それはどちらも九龍からすぐそばというか、九龍を挟んでふたつの田むらがある、九龍を中心に、ふたつの田むらがある。九龍の路地を歩いていくと向こうから歩いてくる優くんの姿があり、まだ雨は降っていない、九龍にする? となったが、せっかくの機会だし田むらにしてみよう、となって九龍の路地を出るとすぐのところにもうひとつの田むらが出現した。 コンパクトな店内で、人はすでにぎっしりといた。ビールを頼んで、それから勧められるままに盛り合わせを頼み、勧められるままに煮込みを頼んだ。近況を聞いて、近況を話した。焼き鳥はとてもおいしかった。2杯ビールを飲むと、カウンターと厨房を隔てる腰壁というのか、壁のところ、そこに貼られている鬼おろしでおろしてつくるフルーツサワーが何度も目に入っているうちに気になるようになり、レッドグレープフルーツのサワーを頼んだ。そのあとピーマンを頼んだらとてもおいしかった。2時間制らしく、フードのラストオーダーと言われ、雑炊を勧められたので雑炊を頼んだ。意思のないオーダーを重ねた。 外に出ると雨が降っていて、まだ8時半とかだった、どうしようね、と歩くと九龍があり、外の席はオーニングに守られて濡れていなかった。いつもオーナメントとオーニングがごっちゃになる。俺たちはいったいどれだけ九龍が好きなんだろうと言いながら外の席に座り、それでレモンサワーを頼んだ、くらげときゅうりの和え物を頼み、唐揚げも後で頼んだ。僕は最初はまるで寒くなくて、優くんは最初からいくらか寒かった、僕も寒さに追いついていって、最後はすっかり寒くなった。会計をして歩きながら、何かを話したとき、少し涙ぐみそうになった。お互いにありがとうという気持ちで別れ、電車に乗ると酔っ払っていて、眠くなり、目を開けていようとしてもすぐに目が閉じて、がんばって帰った。調布に着くと雨は弱まっていて傘は要らないくらいだった。水を買おうと思ってコンビニに立ち寄るとコーン付きのチョコ味のアイスを買っていて、外に出ると雨が目に見える速さで強まり、傘を差した。蓋というか、上のほうを開ける開け方を慎重にしないと、ぽーん、と行っちゃいそうだ、そう思い、庇の下に入り、傘のことを気にしなくていい状態にして、ぽこっと外し、ポケットに入れた。そして食べながら歩いて、冷たくてチョコ味で、よかった。

2月17日(火) ↓